大阪府知事の橋下徹氏が率いる地域政党、大阪維新の会だが、
公約として、2015年には大阪都を実現させる、
といったものを掲げているらしいのだ。
橋下徹知事は、以前からその構想を語っていたのであるが、
公約にするあたり、どうやらかなり本気であるようだ。
大阪、ひいては関西全体を、今以上に活性化し、首都東京に匹敵するほどの
経済圏に引き上げよう、というのが最大の目的であり、
そのための第一歩といったところであろう。
名前からはいる、というわけではないだろうが、
今までの大阪府とは違うという決別と決意の意味では、
確かに大阪都とするのは、有効だと思われる。
しかし、大阪に住んでいる人たちにしてみれば、
名称が変わるぐらいなので、その段階では特段プラスの影響が出るわけではない。
いや、むしろ大阪だけではなく全国的に、大きなマイナスの影響が出る部分がある。
それは、大阪府全体の住所表記が変わるというところである。
これはあらゆる業界、そして個人の手を煩わせることになる。
システムなんかでは、登録されている住所を一括で変換しないといけないし、
郵便番号にひもづく住所も、全部大阪都にする必要がある。
したがって、よっぽど明確な躍進要因がない限り、
歓迎されないことになるのだ。