おせち料理とは、昔はお節句の日に
神様に供える料理のことを言っていました。
現代では、お節句のお祝いをあまり豪勢にしなくなり
お正月の節句のときの料理だけおせち料理というようになりました。
けれど、もともとお正月のおせち料理は
他のお節句のものに比べると豪華なものでした。
お正月は、1年の最初のお節句です。
去年を無事過ごせた感謝と
これから過ごす1年の無事を願い
おせち料理が作られていました。
とくに、お正月に来る神様は特別なものだったので
おもてなしもより良いもの、特別なものとするために
お正月のおせち料理は豪華に作られていたのです。
それと、お正月に来る神様には苦手なものが2つあります。
それが、火と大きな音です。
この苦手なものを神様に触れさせないよう
お正月は料理をしないようにするため
日持ちのするおせち料理を作るようにしたのです。
また、おせち料理は新しく始まった年に
初めてたべる料理です。
1年の計は元旦から、というように
何事も始まりが重要です。
おせち料理には、今年の食が豊かであるように
との願いも込められ豪華なものを食べていました。
最近では、おせち料理を用意しない家庭もありますよね。
けれど、そんな家庭でもお正月は普段より少し
豪華な食事をするところが多いのではないでしょうか。
形は変わっても、お正月は特別である
という気持ちは変わらないのかもしれませんね。